この記事では、ターミナルで使う Codex CLI から Strap のボードを読み書きできるようにする方法を説明します。
ChatGPT から接続する場合は、ChatGPT Desktop と Strap を連携するまたはブラウザ版の ChatGPT と Strap を連携するを参照してください。
はじめる前に
ターミナルで Codex CLI を使える状態にしておきます。
ブラウザで Strap にログインできる状態にしておきます。接続の許可はブラウザで行います。
ワークスペースで外部アプリ連携(リモートMCP)の利用が許可されている必要があります。許可されていない場合は、ワークスペースのアドミンに確認してください(外部アプリ連携(リモートMCP)の管理・利用を許可する)。
API キーの発行は必要ありません。
ChatGPT Desktop で Strap を追加している場合、codex mcp list にも同じ接続先が表示されることがあります。先に一覧を確認すると、設定が重複しません。
接続する
-
ターミナルで次のコマンドを実行します。
codex mcp add strap --url https://strap.app/mcpstrapは Codex 側で使う名前です。任意の名前に変更できます。 -
登録に続けて認証が始まり、ターミナルに認証用の URL が表示されます。
Added global MCP server 'strap'. Detected OAuth support. Starting OAuth flow… Authorize `strap` by opening this URL in your browser: https://strap.app/authorize?... 表示された URL をブラウザで開きます。Strap にログインしていない場合は、ログインから進めてください。
アクセスするワークスペースを選択で接続するワークスペースを選び、続けるを押します。選んだワークスペースのデータだけが連携の対象になります。-
許可する権限を確認し、
許可を押します。権限 内容 ボード・スペースの閲覧 アクセス権のあるスペース・ボードの一覧と、ボード内のエレメント・ページの読み取り ボードの作成と内容の編集・削除 ボードの新規作成、ページの追加・変更、図形やテキストなどボード内エレメントの作成・変更・削除 -
ターミナルに次のように表示されれば接続は完了です。
Successfully logged in to MCP server 'strap'.
Codex から操作できる範囲は、接続を許可したユーザー自身の閲覧・編集権限と同じです。アクセス権のないスペースやボードは操作できません。
認証をやり直したい場合は、codex mcp login strap を実行すると認証用の URL が再度表示されます。
「未検証」と表示される場合
ワークスペースの選択画面と許可画面の上部には、接続元のアプリを示すカードが表示されます。ターミナルから接続した場合、このカードに 未検証 と表示され、次の注意が出ます。
Strap で検証されていない動的登録クライアントです。リダイレクト先が正しいことを確認してください。
これは、ターミナルで動くクライアントが自分の身元を Strap に証明できないためで、接続の失敗ではありません。自分で実行したコマンドによる接続であれば、そのまま 許可 を押して問題ありません。
アプリ名は Codex と表示されます。あわせて、リダイレクト先が http://127.0.0.1: または http://localhost: で始まっていることを確認してください。身に覚えのない接続要求や、リダイレクト先が自分の端末以外を指している場合は 拒否 を押してください。
承認待ちになる場合
ワークスペースが承認制の場合、メンバーの接続はその場では成立せず、次のように表示されます。
ワークスペース管理者の承認待ちです。承認された後に (アプリ名) から再度接続してください。
アドミンが承認したあと、もう一度接続してください。承認の状況はワークスペースのアドミンに確認してください。
接続を確認する
codex mcp list では、認証が済んでいるかどうかは確認できません。接続先が表示されていても、認証前と認証後で表示は変わりません。
接続できているかは、次のいずれかで確認します。
Strap のワークスペース設定
外部アプリ連携を開き、自分の接続済みアプリに表示されていることを確認する(外部アプリ連携(リモートMCP)の管理・利用を許可する)Codex のセッションで「Strap のスペース一覧を出して」と指示し、応答が返ることを確認する
うまくいかない場合
| 状況 | 確認すること |
|---|---|
Error: No authorization support detected と表示される |
接続先の URL が誤っている可能性があります。https://strap.app/mcp を指定しているか確認してください。 |
codex mcp list の Auth 列が Unsupported のまま |
同上。URL を確認し、codex mcp remove で削除してから登録し直します。 |
| ブラウザが開かない | ターミナルに表示された URL を、ブラウザに貼り付けて開きます。 |
許可の画面で このワークスペースでは連携が停止されています と表示される |
ワークスペースで外部アプリ連携(リモートMCP)の利用が許可されていません。アドミンに確認してください。 |
許可の画面で このワークスペースで連携する権限がありません と表示される |
メンバーの利用が許可されていないか、そのワークスペースのメンバーではありません。アドミンに確認してください。 |
許可の画面で このリクエストは無効か期限切れです と表示される |
接続の要求から時間が経ちすぎています。接続元のアプリから接続をやり直してください。 |
許可の画面で セッションが切れました と表示される |
Strap に再度ログインしてから、接続をやり直してください。 |
| 承認待ちのまま使えない | アドミンが承認するまで利用できません。用途を伝えて承認を依頼してください。 |
接続していたのに Remote MCP is suspended for this workspace というエラーが返る |
ワークスペースで外部アプリ連携(リモートMCP)の利用が停止されています。アドミンに再開を依頼してください。再開されると、接続し直さずにそのまま使えるようになります。 |
| 接続していたのに急に使えなくなった | 接続が取り消されたか、ワークスペースの設定が変更された可能性があります(外部アプリ連携(リモートMCP)の管理・利用を許可する)。 |
| 組織のセキュリティ設定で接続できない | 外部ツール連携やスクリプト実行が制限されていないか、社内の管理者に確認します。 |
Codex 側の MCP の設定については、Model Context Protocol(OpenAI の公式ドキュメント)も参照してください。
接続を解除するとき
codex mcp remove strap で設定を削除しても、Strap 側の接続許可は残ります。接続を確実に解除するには、ワークスペース設定の 外部アプリ連携 から取り消してください(外部アプリ連携(リモートMCP)の管理・利用を許可する)。
従来の方法(API キー連携)
外部アプリ連携(リモートMCP)を使わず、API キー連携を使うこともできます。ローカルの Strap CLI を利用する場合はこの方法を使います。
対応 OS は macOS です。
API キーの発行が必要です(API キーを発行する)。
-
ターミナルで次のコマンドを実行します。
bash <(curl -fsSL https://strap.app/statics/cli/install_codex.sh) API キーの入力を求められたら、API キー管理画面(https://strap.app/app/workspace/api-keys)で自分の API キーを発行し、貼り付けます。
インストール後、Codex を再起動してから接続を確認します。
API キーは認証情報です。チャット、公開ドキュメント、共有スクリーンショットなどに含めないでください。